和建具づくりは、素材となる木の特性を知り、活かす知恵が不可欠。
長い年月をかけて研ぎ澄まされた感性により、その木独特の癖を見極め、ノミの入れ方、力加減にも細心の注意を払う・・・。
そんな繊細な匠の技で生み出される和建具は、木の温もりや優しさを醸しだし、人の心を和ませます。
建創では、住居用をはじめ、格調高い料亭などの店舗用、伝統と格式ある寺社仏閣用の和建具づくりも手がけ、多くの信頼を得ています。
木の知識、研ぎ澄まされた感性、
匠の技が生み出す、伝統の逸品。
枘組作業
和建具のなかでも、門戸の製作は、非常に高度な技術が必要とされています。門戸はかなりの重量になるため、特に枘組、蟻枘(蟻欠き)等の木材と木材を組み合わせる箇所は、ノミやカンナの入れ方一つで全体の精度に差が出ます。木の種類や乾燥状況、木目など熟練した目で見極めながら、つくりあげていきます。